聴いていた生活でしたが、遂に我が家にもiTunesで音楽を聴く時代が到来しました。
HDDの容量も無限大になるのも時間の問題のようにさえ錯覚する昨今でしたが、
先日のタイの洪水の影響によるHDD値段の高騰で、少なくとも我が家では、
無限大にはほど遠いのです。
大事なCDやレコードを録音したデータは別として、
そうでもないCDをリッピングしたデータなどは、
MP3にしちゃって保管した方が便利です。
さて、となると気になるのは、音声圧縮技術の種類の善し悪しが気になります。
一般的なMP3やらAACの音質比較チェックの方法は、
まずスペクトラムアナライザー(例えば、Audacityとか)を使用し、
元のWAVデータのスペクトラムをベースにして、
それぞれ変換したMP3やAACデータのスペクトラムとを比較して
その違いを検証すると言う方法がとられております。
まずスペクトラムアナライザー(例えば、Audacityとか)を使用し、
元のWAVデータのスペクトラムをベースにして、
それぞれ変換したMP3やAACデータのスペクトラムとを比較して
その違いを検証すると言う方法がとられております。
オリジナルのWAVのデータ |
上記WAVを160kbps(VBR)のmp3に変換したデータ |
ただ、聴感上だと17000Hz以上の音はほぼ分からないと思うので、
見た目程、音は違いませんが、やっぱり違います。
因みに、スペクトラムの見た目では分かりにくい微細な違いについては、
片方の位相を反転させて互いを打ち消し合うようにミックス、
結果打ち消し合わずに残った音をまたスペクトラムアナライザーや
波形で分析するそうです。
波形で分析するそうです。
上記の例の為だけにちょっとやってみたけど、何度もやるのは面倒くさそうだし、
せっかくの先人たちの圧縮音源の比較研究の結果が記されたサイトがあるので
これらを参照して、自分なりの音源圧縮方法を確立してみます。
『オーディオの科学』より、「圧縮音は音が悪い?」
サイト作者はAAC推し。128kbpsでも十分、高音質CDは192kbpsで保存とのこと。
『音声の編集・クリーニング 工房AOK』より、「MP3 vs AAC 音質比較!」
サイトの結論、128kbps以下ならAAC。192kbps以上ならmp3。
『kamedoの音風景』より、ブラインドテスト
224kbps程度までのブラインドテストの結果が記載(多分、それ以上は「気にならない」と言うことになってしまうので無意味だからかと思われる)。
QuicktimeのAACは128kbps以上から音質が気にならない、mp3は192kbps以上から。
てなわけで、これらのサイトを総合すると、まず、
聴感上で言うなら、192kbps以上ならいいんじゃん?
聴感上で言うなら、192kbps以上ならいいんじゃん?
てことが読み取れます。
ですが、耳に自信が有る人だと192kbpsでは若干心配でしょう...
ならば、大事を取ってスペクトラムのデータ的には、
AACより良かった192kbps以上のmp3を選ぶのが良さそうです。
しかも、そこまでこだわるのならば、
わざわざ256kbpsとか半端なことは言わないで、
AACより良かった192kbps以上のmp3を選ぶのが良さそうです。
しかも、そこまでこだわるのならば、
わざわざ256kbpsとか半端なことは言わないで、
どうせなら最大転送率の320kbpsにしますよね??
よって結論、
よって結論、
320kbpsのmp3。
が、私のファイナルアンサー。
という結果を経て私は、
今のところ録音が良さげなCDは320kbpsで保存し、
今のところ録音が良さげなCDは320kbpsで保存し、
容量節約の為に、それ以外ははMP3やAACの128kbpsして、
音楽への愛着度によってなんとなく変えております。
音楽への愛着度によってなんとなく変えております。