2015年6月12日金曜日

iTunesからCDのタイトルを取得でき無くなった時の対処法

ある日突然、オーディオCDを入れてもiTunesからタイトルを取得しなくなる現象が発生した。市販のそこそこポピュラーな作品だし、もちろんネット環境にもいる。

CDを入れるとiTunesが立ち上がりますが、「タイトルを取得」をクリックすると「no error」や「user not registered for online use」などのエラー表示が出てくるだけ。

OSやiTunesのアップデートののちに同じ症状が出た方が結構いらっしゃるとおもいます。

そういった場合の対処法は非常に簡単です。
Finder上でcommand + shift + G
と押して「フォルダへ移動」
~/Library/Preferences/
と場所を入力(念のため「~」は、「user」と同義です)。
その中にある
com.apple.iTunes.Gracenote.plist
というファイルを消去しましょう。

それでも解決しない場合は、
Preferencesフォルダ内の
com.apple.iTunes

ではじまるファイルを全て消去し、
iTunes.app
をインストールしなおしてみてください。



2013年8月5日月曜日

レコード?CD?ダウンロード??それともテープ??


 録音メディアの誕生と共に近代ポピュラー音楽が誕生したと言っても過言ではないだろう。ポピュラー音楽は録音メディアに大きく支配されているという図式が成り立っている。というわけで音楽メディアの歴史をおさらいしてみる。

 アナログ録音は1877年にエジソンが吹き込んだ「メリーさんの羊」と共に誕生したが、実際に大衆へ普及するメディアは、ベルリナー社が1894年に米国で本格的なレコードプレスを成功させるまで待つ。それまでは楽譜の出版と演奏家による演奏が無くては嗜めなかった音楽は一気に身近なモノになった。なんとアナログレコードは恐るべきことにCDが1982年に製造され1984年以降に普及する迄の約90年間ポピュラー音楽メディアの覇者として君臨した。



 1920年に公共ラジオがアメリカでスタートしてからは、任意の聴きたい音楽とはなけれども、ラジオは音楽をますますプライベートなエリアへ拡張させた一方、その公共性をも持たせた。1940年頃にはオープンリール型の磁気テープも普及し始め、録音方法が革新され、1962年にフィリップ社が製造を始めたコンパクトカセットでさらにユーザーの音楽との関係性は大きく変わる。1970年代、ソニー社の「ウォークマン」の誕生で、音楽は携帯できるモノになる。

80年代から普及したCDはメディアの物理的なサイズと複製、製造の単価を低くし、ユーザーへの流通を大幅に容易にし、音楽ビジネスを巨大な産業に伸し上げた。


 1990年代末にアップル社が発売したマッキントッシュG3やiMacは、個人がCDのデータをパソコンに取り込んでビット化することを容易にした。それと時を同じくしてNapsterなどの音楽共有サイトの出現によって、それまで音楽を物理メディアに閉じ込めて権利者が自由にコントロールしていたはずの音楽は、奇しくも21世紀への変わり目にビット化という羽を生やして、閉じ込められていた物理メディアのカゴから飛び出して世界中へと自由に拡散し、無限複製された。


 ビット化した音楽はiTunesなどのアプリケーションでパソコン上で管理され、携帯音楽iPodのような携帯音楽プレーヤーで再生され、そしてネットワークを介したiTunesのような音楽配信サービスの出現で、音楽同様ににビット化されたゲーム、映画、書籍などと並列に販売され、同じように扱われるようになった。


 そして現在に至る。

 このような歴史を踏まえてみると、歴史の風雪に最も長い間耐え続けたのはアナログレコードだ。未だにDisk Unionなどでは取引の中心と考えると恐るべきメディアである。しかし、傷が全く無いレコードの存在がほぼ考えにくいことを考えるとかなり不完全なメディアである。それを差し引いた音質の善し悪しの議論が今日もなされ、その命題は永遠に解決されないけど、その骨董的価値やその不完全さゆえ、一部の物好きでなくともなんとなく気持ちよく音楽を聴けるという点からそのニーズが完全に無くなることは無いであろう。

 カセットテープも似たような立ち位置だが、音質的にはLPに軍配が上がると言うのは万人が納得するところであろう。個人的にはヒップホップはテープの方が何となく聞こえがヒップホップっぽくて良いと思っているのだが、そう考えるとテープのメリットは録音の結果がもたらす「音質効果」以外にほぼ無くなったと思われる。オープンリールは普及メディアでは無いので除外しますが、こちらもスタジオ等で音響効果で使われることがたまにある。あと、個人的には見た目も可愛くて好きである。


 CDはそもそもデジタルデータを記録し流通させる媒体でしかない。80年代初頭には他に選択肢が無かったのである。この状況はUSBメモリースティックや常時接続のインターネットの登場を待つ。モーターの物理的な回転を経てデータが読み込まれる構造である以上エラーが出る余地がかなりあり、それゆえ現在リリースされているCDプレイヤーのほぼ全てがリアルタイムの読み込みでは無く、メモリーにデータがバッファーされ、内蔵のクロックに基づいて再生されることを考えると、この再生家庭は完全に音楽配信のデータに置換できると考えられる。(超細かい話しをすると、CDへの書き込み、読み出しのエラー率VSダウンロードのエラー率の差の検証の余地があるが...)

 とはいえ、現在の主流の音楽配信はmp3だ。CDより物理的に音が劣化しているのはまぎれも無い事実だが、世の99%以上の人は聴き分けられないと思うし、聴き分けられる人でも聴き分けられる環境には居なければ、聴き分ける場面も無い以上、その違いは無いに等しいと言えよう。

 と、頭では分かっちゃいるのに、私は物質的所有欲からCDを中々卒業できず、相変わらず大量にCDを購入してしまう人ばかり(私含む)である。そのくせおかしなことにCDでそのまま聴くことは最初の数回くらいで、気に入ったらiTunesに320kbpsのmp3で取り込んで、AirPlay>DAコンバーター>アンプ>スピーカーと再生しているので、いずれは卒業する日が来るだろう。


 つまるところ、ミクロの話しをしたところで実際音が良いか悪いかなんて主観だし、較べられないと思っている私としては、結局は気分の問題だと真面目に思っている。いわゆるプラシーボ効果と言っても良かろう。私は骨董的価値や音の好みとしてLPは支持する。膨大に所有しすぎて後戻りできないという個人的背景も踏まえてだが...。


 テープデッキも3台持っているし、90年代のクラブDJたちによる様々なミックステープを何本も持っているが、仮にこれらの音楽をデジタルで取り込んだとしたら全く未練が無い(と考えると、テープも間もなく卒業することは間違いないだろう。


 と、そんなわけで私は、テープはいずれ無くしつつCDはざっくり減らしながら、LPはこれ以上増やさないようにして、どんどんデジタルに移行しなくてはと思う今日この頃であるが、なかなか出来ない意気地なしであるのが嫌でしょうがない...。

2012年5月27日日曜日

Audacityでレコードを取り込む(2)「音圧を稼ぐ」




人の好みは色々で、
レコードを取り込む際にコンプをかけたく無い人も居れば、
最近のCDやデジタル配信に負けないくらいの音圧を稼ぎたい人も居ます。

私は「気持ちよく鳴ってくれれば」なんでも良いので、
楽曲やその日の気分によって態度を変えております。

一応、Audacityにはマスタリングをやるための
エフェクトが一通り揃っております。

スペクトラムアナライザ(音が溜まってる帯域を目でも確認できます。素人必須アイテム)
イコライザ
コンプ/リミッター
ノーマライズ(ノーマライズだけにノーマライザーって言えば良いのかな??デジタル時代のエフェクタ)


(「ー」をたまに割愛してるのは打ち込むのがめんどくさいだけ。こだわりは無いです。)

などなど...

どうしてもタンテとインターフェースの間に音質を調整できるような機材が
無い場合にはしょうがないですが、基本的には「録り」の段階で
音を決めてしまった方が私は良いと思います。
というのも画面とにらめっこしながらミックスをするのが怠いからです。


とは言いつつも、大体いつも毎回EQをいじって自分好みの音質に調整します...。

そして「エフェクト」>「レベラー」を選択。
ここで調整すべきパラメーターはたったの一つ、「レベル調整の度合」のみ。

選択できる設定が結構テキトーです。

  • 無し(←これ要らないよね??)
  • ????「Just Right=丁度いい」という翻訳ミスかと思ったら、英語版はLightだった...)
  • そこそこ(まあまあ...)
  • 強く(唯一、まともな説明かも)
  • より強く(意味は分からなくは無いからOKだけど)
  • 最も強く(なんでいちいち相対的なの??)


ソースがレコードの場合、
選ぶべき設定は「右〜より強く」くらいがいいと思います。
取り込んだ音楽によって調整してみてください。
ヒップホップやハウス〜テクノのレコードの場合はさほどかける必要は
無い気もします。
この範囲内でも音圧が足りないという方はイコライジングがまずいかも知れません。

最後に、
「エフェクト」>「正規化」(←えっ!!??驚くなかれノーマライズなのである)


でDCオフセットとピーク値の調整をします。
ピーク値は-1.0だと歪みっぽい影響が有ったので、
私は「-2.0」くらいを目安に調整しております。
針の状態によってはLRのバランスが悪いので
ステレオチャンネルごとの正規化というのは意外と便利かも?
(私はLRで音量を調整できるインターフェースを使っているためこの機能を使ったこと無い) 


これでも音量がいまいち稼げない方は、まだどっかにクリップノイズが
あるかもしれませんので、探してみてください。
(画像の波形にはまだ「プチッ」って言うノイズが数カ所残ってますのであしからず)


他にもAudacityには、便利なエフェクトが有るので、
さらに追求したい人は色々試してみるのも良いと思いますので、
ますます良いことに気づいたら是非私にも教えてください。